サイパン旅行記 第9話「ガラパンの街並み 印象」

garapan

 

 

サイパン国際空港から、ツアー客を乗せたバスは各地のホテルに各々客を降ろしていく。ここからホテル到着までの30分ほどの道のりの様子と、僕らの宿泊地たるガラパンの印象を書いていこうと思う。

 

観光バスに乗ってサイパン西側を北上する

空港からバスに乗り込んだ僕ら観光客。大きな観光バスだったが、年季の入った所謂オンボロの部類だった。フロントガラスにある、ブラインド状のサンバイザーが珍しくて目を引いた。それにしても、エアコンの利きが悪い。座っていても汗が出るほどだった。

バスは観光客の宿泊するホテルに順次立ち寄って行くわけだけれども、手前は空港近くの「パシフィック・アイランド・クラブ(PIC)」、奥はサンロケ方面の「アクアリゾート」までいくつかの、西海岸沿いのホテルをハシゴしていく感じでバスは移動していった。なので、海岸線近くを南北に伸びるビーチロードを只管走っていたと思われる。

僕らの宿泊する「ハイアット・リージェンシー・サイパン」は、サイパン島中ほどに位置するガラパンにあるので、バスを降りるのは後半の方になってからだ。なので、多少は島内ドライブを堪能できることになった。
バスの車中、先ほどのオバちゃんが旅行ではおなじみの注意事項を説明していた。サイパンでの行動についてだとか、帰り道の出国に際しての注意事項など。この辺はまあ、事前に調べたこととほぼ同じようなことを言っていたので問題ないだろう。

そうして揺られているうちに、バスはチャランカノアからススペを経てガラパンまでちょっと距離のあるドライブを続ける。海岸線が見えるので景色には飽きないが、そこはやっぱり米国。米国にありがちな、「ドヤ顔のおっさん+企業ロゴ」のスタイルの看板がロードサイドのあちこちに見受けられる。どうして米国人はドヤ顔をしたがるのか。よくわからない。

 

そういえば、サイパンにはあちこちに日・英・中・韓での表記が見られる。
近年、日本人観光客の減少と反比例するかのように、中国や韓国からの観光客が急増しているそうだ。
そのせいか、日本人よりも中韓を意識した表記が多いことに気づいた。実際、旅行中は非常に多くの中国人と韓国人に囲まれるわけだが。
日本では悪しざまに言われることもある中韓の人々だけれど、実際に行動を共にしてみると案外印象は違うものだ。それはツアーのところにでも感想を述べることにする。

 

ガラパンに向かう途中で、スコールにあった。みるみる空が暗くなってきて、雨に見舞われた。グアムで体験したような、嵐のようにドザーッと降るものではなかった。軽い夕立のような感じの雨が、ほんの少しの時間だけどしっかり降って上がった。やっぱり南洋に来ると一度はスコールに見舞われるものなのだろう。移動中で助かった。

サイパンには、どうやら高い建造物は基本的にないようだ。高層の建物といえば、ホテルくらいしか目にしない。そんななので、往く道では右手を見遣ると常にタッポーチョがよく見えた。今走行している道からタッポーチョまでは、多くがジャングルのような木々に覆われている。かつてあそこに籠ってゲリラ戦を繰り広げた日本の勇士たちは、いったいどんな思いをしていたのだろう。現代人の僕らには、到底わからないことだろうけどついつい気になる。

タッポーチョを見ると、『太平洋の奇跡~フォックスと呼ばれた男』を思い出す。いつかテレビでやっていたときに後半部分だけ観た程度だけれど、確か降伏してタッポーチョを下りてきた大場大尉を竹之内豊さんが演じていた。やっぱり「歩兵の本領」を覚えてから来ればよかったと悔やまれる。少しは彼らの気持ちがわかるかもしれないから。

 

ガラパンの様子と印象

サイパンは、全島一周でも2時間程度で回れるくらいらしい。よって、島を半分移動するだけなら30分程度で済むようだ。
僕らの滞在するガラパンまでも、地図で見るよりもずっと空港から距離がないように思えた。「え?もうガラパン??」というのが正直な感想だ。

 

上述したように、僕は事前にサイパン特にガラパンの風景は目に収めて予習してきた。そのせいか、例えばハードロックカフェを見たときにも「ああ、あそこか」といった、見慣れた風景のように感じた。
ハードロックカフェそして同じ建物である免税店DFSギャラリア、そのすぐ先にI♥SAIPAN、反対側にはハファダイショッピングセンターやABCストアなどが立ち並び、ようやく観光地っぽい風景になっていく。どちらかといえば、田舎町というのが正直な感想だ。長閑な空気が感じられる。

ここまで来れば、僕らのホテルももうすぐそこだ。

ガラパンの中心部、レストランや各種お店が並ぶ一角は縦横碁盤のような道で仕切られている。しかしにぎわいは全く感じられず、事前に見たとおりの寂しい風景が広がっていた。本当にこれで楽しみがあるのか?と不安にもなるが、それは滞在してみてのお楽しみ。まずバスは、「フィエスタリゾート&スパ サイパン」へ。ここフィエスタは、あとでディナーショウのために来る予定があったほか、滞在地で
最寄りのH.I.S.ツアーデスクがある。そして、ガラパンを歩くのにちょうどいい場所に喫煙所があるので、旅行中何度となく立ち寄ることになる。

☆参考:フィエスタリゾート&スパ サイパン

フィエスタの隣りに、僕らの宿泊するハイアットが聳える。嫁が言うには、ハイアットはサイパンのホテルの中でもランクが高い方らしい。なんでも、居住性を重視したらそうなったとのこと。まあ観光地としては寂れたリゾートなのでそれなりに期待しないでおこうと思っていた。「アメリカンメモリアルパーク」が隣接しているが、全く興味ない。

フィエスタの隣りにハイアットがあるのだけれど、生憎その両者をつなぐ道が工事中で通れなかった。
なのでバスは一旦ビーチロードの方に戻り、少し迂回してメモリアルパーク沿いにハイアットに行くことになった。工事しているおっさんたちは、とても楽しそうに談笑しながら作業をしていた。さすが、島の人。陽気でいい。

 

そしていよいよ、僕らのバスでのドライブが終わる。ハイアットに到着したからだ。
ここからホテルの様子など、次に譲ることにする。

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