サイパン旅行記 第27話「シーウォーカー はじめての海底散歩」

OLYMPUS DIGITAL CAMERAサイパンの海の画像です(嫁撮影)。

 

サイパンはガラパン沖・マニャガハ島との間で体験したシーウォーカーの模様をここに。なお、全般的にそうだけど、写真の大半を消失したのが痛い・・・無理矢理かき集めているけれど。

 

船を乗り換えいざシーウォーカーへ!

南国リゾート各地にあるアクティビティであるシーウォーカーは、ある程度の身長や年齢に制限がある。だいたい身長制限だとか年齢制限がある。まだチビのウチの息子は今回、ようやくこの条件をクリアした。念願の海底散歩にテンションが上がっている・・・と思う。

実は、マニャガハ島へ僕らは一旦上陸している。が、入島税5ドルを支払って受取証を貰ったあと、すぐまた船に乗ることになった。シーウォーカーをしにいくためのものだ。

ここでは、またまた別の陽気なおっさんと兄さんに誘導されながら、ちょっと高低差のある船と船の間を渡る。おっさんの方はちょっぴりスティービー・ワンダーに似た風貌をしていた。太っていてドレッドの髪にサングラス。そんな感じだ。一方兄さんの方は若干ウィル・スミスに似ている。関係ないかw

僕らを乗せた船は勢いよく海上を疾走しはじめた。もともと乗っていた船がみるみる遠ざかる。
僕らに指示等するのは、中国人らしきおばちゃんだった。あとはさっきのスティービーとウィル、それにやる気のない日系人ぽい風貌をした兄さんがひとり。彼だけは他のスタッフと絡むシーンは見られなかった。新入りかな?

サイパン島陸地もマニャガハ島ともちょっと離れた海の真ん中で船は止まった。どうやらここで海底に降りるようだ。
それまでに僕らは装備を整えていた。救命ジャケットを着ただけだけど。これに、空気を送る管のついたヘルメットをかぶった状態で海底に降りていく。もっと密閉したものと思っていたが、空気の力で頭周辺に水が入るのを防ぐシステムなのか。なるほど。

 

いよいよ海中に没する

スタッフに促され、いよいよ海水に身体を浸す。ヘルメットをかぶり、船の後部についているハシゴをゆっくり降りていく。脳天のあたりにつながっている管から常に、ゴォーッと音を立てて空気が流入しているのでうるさい。加えてもちろんここから先は水中となるので、会話は不可能になる。ボディランゲージに心得のない僕は、甚だ不安でしょうがない。

一段一段降りていく過程で、僕は猛烈に頭が痛くなってきた。
よくダイビングなどで”耳抜き”というもをやるそうだが、これを防止するものらしい。ところで、海中足のつかない場所にトラウマのある僕としては、そんなもの知らない。早速苦痛にもがく破目になった。これで海中におけるトラウマがひとつ、増えそうだ。
そんな僕を見かねて、ウィルが手で耳抜きをしろと促した。これはさすがに僕にもすぐわかり、彼の手ぶりを真似して事なきをえた。
これが、僕の人生初めての耳抜き作業だった。後でこの模様を嫁に話したら、ダイビング常連の嫁に呆れられた。

ところで個人的に、海中は大嫌いだ。しかしそれは、足のつかない水深において何もない場合だ。今回は予め「専用器具を装備して」「ガイドと共に」「海底を歩く」ということがわかっている。それなら大丈夫なので、問題ない。
ちなみに世界遺産「グレートバリアリーフ」にて、僕は溺れたことがある。死ぬかと思った。

☆参考:僕が世界遺産で溺れた話

 

初めての海底散歩とバブルリング

さあ、いよいよ海底散歩の始まり始まり。

嫁がダイビングにおいて絶賛していたけれど、サイパンの海は本当に透明度が高い。といっても、「日に七度海の色が変わる」と言われるくらいだから、1日のなかでも海のコンディションは変わりやすいのだろう。今はたまたま透き通っているところに出くわしたものなのか、この辺が安定している場所なのかはわからない。ただ、水深約5m、海面を見ることができ、海底もそれなりに遠くまで認めることができる。周囲は真っ青の世界が広がっている。本当に、青い。

3人ほどのガイドが僕らを取り巻くようにして、散歩を誘導してくれる。僕らは導かれるがままに魚の群れに遭遇したり、サンゴ岩を触ったり。南洋の海には最早つきものなのではないかと思うくらい、ナマコにも遭遇した。あいつはやっぱり、投げて遊ぶものなのだろう。

しばらく歩いたところで、ウィルが僕の方に向かって、変な動作を要求しだした。
両手をグーにして胸に当て、前方左右にバッと開く動作だ。これの意味がものすごくわからなくてモヤモヤした。
彼に10回くらい、その動作をさせたことだろう。何の意味だかサッパリわからなくて、僕は彼のそれと同じことをした。何か必要な動作なのかと思って真剣に彼のマネをした。しかし、ウィルはやめない。

その動作を続けること20回以上。あるとき、バッと開いた僕の腕と腕の真ん中から空気の輪が発生した。輪っかはゆらゆらと前方上に昇っていった。勘の悪いにも程がある。僕はここで初めて、彼の意図が理解できた。バブルリングの作り方を教えてくれていたことを。その動作からバブルリングは全然見当がつかなかった。

理解をしてからは、僕は何度も練習してみた。何回かに1回は綺麗な空気の輪っかができるようになった。ウィルには謝らなくてはならない。勘が鈍くて、本当にすまんな。耳鳴りがひどくて、ボディランゲージどころではなかったんだ。やっぱり僕は、水中海底には相性が悪いようだ。

時間にして10分から15分程度かな。僕らは海底からの視点を大いに楽しんだ。特に子どもらは、普段絶対に目にすることがない世界にテンションが上がっていたように思われる。楽しんでもらえたようで、何よりだ。
バブルリングを繰り返しているうちに、船のもとへ戻ってきたようだ。さあ、海から上がる時間だ。降りたときの逆で、ひとりずつ陣版に梯子をゆっくり登っていった。

 

 

こうして僕らの海底散歩は終わったわけだけれども、実はこのあとちょっとしたアクシデントがあった。
この後、もと乗っていた船が迎えに来るはずだったらしいのだけれど、それが時間になっても来ていないらしい。ガイドのおばちゃんが何やらケータイで必死そうに連絡している。言葉がわからないので話している内容は知る由もないけれど、なかなか船が来ないということは、やっぱりそういうことだろう。
仕方ないから、待っている間しばし南洋の海を眺めていた。まあ、静かなひとときではあったけれど。

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