サイパン旅行記 第14話『ジョイフルディナーショーinフィエスタ』

dinnershow
この兄さんが大活躍だったんだ!

 

サイパン旅行1日目の夕暮れ。
この日のディナーは「フィエスタリゾート&スパ サイパン」にて開催されるディナーショー『ジョイフルディナーショー』に参加する予定になっていた。ということで、そこでの模様を記すことにしようか。
☆参考:ジョイフルディナーショー詳細

 

いきなりテンションの高い洗礼を浴びる

開始時刻は午後6時25分。隣りのホテルなので、徒歩で出かけた。第10話で触れたように、工事箇所があるのでちょっと行き来が面倒だ。けどまあ、所詮隣りなので特に気にすることはない。

フィエスタに着くと、一瞬どこで開催するのか迷った。特に案内もなく、さあどうしたものかも一瞬迷った。
まあ、バーベキューとダンスショウなんだから、中庭かどこかで開催するはずだ。ということで、僕らはおもむろにロビーから中庭に移った。すると、何やら特設会場らしきものが見えた。たぶん、これだろう。

 

中庭に出て、波止場のデッキのようになっている入口らしきものをくぐると、上半身裸(女性はそうでもない)のダンサーたちが何やら歓迎している様子。言われるがままに彼らの指定する看板の前に並ぶと、写真撮影が始まった。どうやら、彼らに囲まれて(いや、彼らを囲んでといった方が適切かも)の記念撮影らしい。ダンサーの兄さんを中心に我々がまるで脇役のような、わけのわからない撮影となった。彼らはテンション高く、撮影が終わるとハイタッチをして去って行った。

なお、このときの写真はディナー中、忘れた頃に販売にやってくる。確か15ドル程度だったかと記憶している。買ったけど、どうみても「ダンサーの兄さんとゆかいな仲間たち」という構図だ。映っているウチの息子は「何だこいつ?」と珍しそうに、隣でドヤ顔している兄さんをいぶかしげに見つめている。

 

ちなみに、だ。この時辺りから兄さんたちに手をグーにして親指と小指だけ立てて(電話を表現する手と同じ。アメリカンホームダイレクトのCMにも使用されていた。)「ハファダイ!」というのを強要されるようになる。ショウの最中何度か強要されるので、ノリノリでやってあげよう!

 

「ジョイフルディナーショー」まずはディナーについて

さあ、辺りも薄暗くなってきたところで、ディナー開始。

フィエスタリゾートの中庭に設けられたバーベキュー会場は、テントに覆われた数十のテーブルとドリンクカウンターが、ホテルを背にして立つ特設ステージに相対して配置されている。そして、各テーブルの脇には炭火焼コンロが設置されている。ドリンクカウンター後方には各種食材が用意されており、各々ここから好きな食材を取ってきてテーブルで好き好きに焼けということらしい。
なお、ドリンクはオーダーできるけど別料金。どこで精算したのか覚えていないけど・・・ ともかく、客たちは各々食材の周りに群がった。

ステージでは、前座と思われる数人が音楽を奏でている。ウクレレを使っているせいか、カントリー×マリンリゾートな気分をいっそう掻き立ててくれる。そう、サイパンにはこのカントリーが重要なキーワードになるのだ。近隣のグアムには感じられない、田舎っぽい素朴さ。これがサイパンの特徴なのだと思う。

 

さあ、他の客に負けじと僕も食材を取りにいく。ざっと見て、肉類が数種類とソーセージ、それに野菜、魚介類が多少。メインディッシュはこんな感じ。それに加えて、ケーキやプリンなどのデザート、果物が並ぶ。まあ、ありふれたバーベキュー会場といった感じのラインナップである。ただし子豚の丸焼き、おまえだけは可哀相で食べられねェ・・・

周囲の客の様子を見てみると、日本人は家族連れと女子同士の組が目立ち、中国人観光客が多く目立った。中国人の組は、2世代もあれば3世代での組も多く見受けられる。皆、楽しそうである。そして英語の流暢な人もボチボチ目立つ。その他少数ながら韓国の人たちもいたようだが、欧米系の観光客は見かけなかった。そんなような陣容である。

 

され、肝心のお料理だが。ソーセージ。”チャモロソーセージ”というらしいが、非常にしょっぱい魚肉ソーセージだった。ソーセージ好きな息子が残してしまうくらい、壮絶にしょっぱかった。うん、こりゃ子どもには辛い。しかし、ビール呑みにはちょうどいいかもしれない。まあ、僕は飲まないんだけどもw

それから、肉類。スペアリブなど、骨付きのものが多かった。骨なしのただの肉は、1種類しかなくそこに人気が集中したため、終始この肉だけ供給が追い付かなかった。ということで、満足に食べることができなかった。子どもらがこれを気に入っていたので、殆どあげてしまったのだ。

そして特徴的だったのが野菜。どうやらサイパンには、ネギとピーマンは存在しないらしい。これは後日の食事でも実感することになるのだが、日本ではネギに相当する部分がタマネギ、ピーマンに相当するものがシシトウに置き換わっている。はじめ気が付かなかったけれど、これは間違いない。サイパンに、ネギもピーマンも存在しないのだ。ということで、例えば焼き鳥を食べるとネギマのネギはタマネギということになる。それは意外なことだった。

 

さて、飲み物であるが、欲しいのでカウンタに声をかけたが「何言ってだこいつ」状態だった。それでもウロチョロしていると、「そのうちテーブルに伺うから待て」というようなことを言われた。なるほど、そうならそうと早く言ってくれ。というか、サイパンにおいて(他でもそうかもしれないが)、テーブルのあるところは基本的に向こうから伺ってくるらしい。レストランなんかでチップを渡すのも、そういう形式のお店に限るようだ。つまり、フードコートの類いではチップ不要ということになる。

 

ちなみにこの時点で、まだダンサー諸君は登場していない。随分長~い前座が静かな演奏と共に続いている・・・

 

肉がなかなか手に入らないので、タマネギやトウモロコシを焼いて食べていた。焼くのは全て僕の仕事。しかし風下にいるので、煙で大変なことになってしまっている。たまには熱気と煙から逃れようと、会場の外に出てみる。

すると、ビーチから見える水平線から空の高いところまで、サンセットが綺麗なグラデーションを描いていた。これはとても絵になる神秘的な何かを感じて、しばし見惚れてしまった。ちょうど日没の時間帯だったようだ。南洋におけるサンセットがこんなに美しいとは、思いもしなかった。当然写真に収めたけれど、残念ながらそれは消失した・・・

 

 

ダンスショウ、さんざん引っ張ってさぁ開催!

DSC_0133食べ尽くしたあとのテーブル。奥はステージだが、誰もいない・・・

 

さあ、どこのテーブルでもあらかた食べつくし、会場全体にまったりとした空気がただよってきた。しかし、まだ肝心のポリネシアンダンスショウはおこなわれていない。前座が相変わらず歌っていたけれど、彼らも少し前に引っ込んだ。静かな無人のステージを眺めながら、人々はまったりした時間を過ごしていた。あの、ドヤ顔の兄さんはどうしたんだ?随分引っ張るなあ~と思いまったりしていた。

 

いい加減眠くなってきた頃、俄かにステージが慌ただしくなってきた。どうやら、ようやくダンサー諸君の出番らしい。引っ張りすぎだと思った。もう、みんなお腹いっぱいで半ばショウなどどうでもよくなっているような、だらけた雰囲気が蔓延していたからだ。

しかし彼らのテンションは、そんな緩んだ会場の空気をシャットアウトするのに十分すぎるほどだった。おもむろに音楽が鳴り響き、最初は女子4人が艶めかしくダンスを見せつけ、その後もったいぶって夕刻のドヤ顔兄さんたち(冒頭)が飛び込んできた。いやいや、引っ張り過ぎだろw

ダンスの様子は、特に細かく書くこと気が起きない。グアムでも同様のものは見られるからだ。だいたい、中部太平洋に伝わる伝統的らしいダンスと、一部ファイヤーを用いた芸的なダンスで占められるからだ。しかし、姉さんたちはふくよかでいい感じに色気を放っているし、兄さんたちはドヤ顔マックスファイヤーといった感じで躍動感たっぷりに狭いステージを炎と共に暴れる。南洋に来たら記念に1回は目にしておいていいものだと思う。

 

ひととおりダンスショウが済んだあとは、客を巻き込んでの面白ステージに移る。何人かの客が指名されてステージに上がり、ダンサー諸君にいじられて会場を笑いに包んでくれるひとときが繰り広げられる。ちなみに僕はここで尿意を催して、一時会場を抜け出している。ついでに煙草を吸って帰ってきたら、メチャクチャ盛り上がっているではないか。何か損した気分だ。しかし、ありがとう、アントニオ(兄さんたちにMC(?)でイジられていた日本人観光客。勝手にそう命名されていた)。君のことは忘れない。

 

ひとしきり笑いの時間が過ぎると、フィナーレの時間となる。ダンサー諸君が客を無差別にステージに招いて、皆で踊る、踊る!
僕はステージ最前列のテーブルにいたせいか、真っ先に姉さんに呼ばれた。子どもらは嫌がって逃げてしまった。クソ、僕だけか。その後続々と観客が連れてこられてステージはあふれかえった。そして、音楽とともに皆思い思いに踊る。僕もよくわからないけれど見よう見まねで踊った。踊るのなんて、何年ぶりだろう。嫁がトイレに行っていて不在だったけれど、おそらく嫁がいたら我先に踊りだしたであろうと思われる。

フィナーレが済んで、ようやくジョイフルディナーショーは終わりを迎えた。真っ先に会場を去る客もいるが、多くはダンサー諸君と話をしたり記念撮影をしたりしていた。トイレから戻った嫁も、夕刻のドヤ顔兄さんと話していた。何故か僕はそこで、彼と握手をする羽目になった。どうやら彼は間もなく結婚するらしい。なので、「Congratulations!」と言っておいた。そしたら握手となったわけだ。彼の手は、汗でびっしょりだった。そりゃそうだろう。まあ、とにかくおめでとう。

 

こうしてジョイフルディナーショーは終わった。時刻にして、午後9時前。すっかり夜になってしまった。料理的には今ひとつだったけれど、ショウ全体としてはボチボチ楽しめたから、まあいいんじゃないかな。
くどいようだけれど、グアムでも同じようなものは見られるので、これといった新しい発見はなかった。なので、こんなテンションの低い文章になっているわけで・・・

 

 

その後、ハイアットに戻る道すがら、夜のパセオ・デ・マリアナスがどんな様子なのか見ていこうと思った。

ちなみにこの日は金曜日の夜。サイパンでは月2回、金曜は休日だという。金曜休みのお店もチラホラあるくらい。
そんな状況なので、どんなものかと思って歩いてみた。するとまあ、観光客でいっぱい!というわけではないけれど、レストランやABCストアなどのショップはそれなりに賑わっていた。

そして、場末のスナック(?)的なお店やマッサージ店の前では、昼間に増して呼び込みの姉さんたちが屯していた。本当、野郎ばかりのツアーなら是非やってみたいんだけどなあ・・・ 現地の人かフィリピンや中国の人か知らないけれど、こういう場末の観光地のような場所で異国の人にマッサージしてもらうことを想像しただけで、ものすごく気持ちよさそうである。野郎同士で来る機会があれば、行ってみヨーカドー♪

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