伊香保旅行記2009 第8話「『旅館さくらい』にて/夜の伊香保」

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「旅館さくらい」からの風景(2009年)

 

伊香保にやってきて石段散策を満喫した。
しかし、空模様がいよいよ怪しくなってきたので、早々に旅館にチェックインすることにした。

今回宿泊に選んだのは、「旅館さくらい」。石段から少し南に坂を下ったところにある旅館だ。

☆参考:旅館さくらい 公式サイト

今回は、ここでの出来事を書いておこうと。
なお、例に漏れずここでの情報(施設情報など)は2009年当時のものなので悪しからず。

 

「旅館さくらい」は、僕の伊香保最多宿泊旅館

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「旅館さくらい」における一般的な客室

 

僕にとって「旅館さくらい」は伊香保において最も多く宿泊に使用している場所である。

確か、初めて利用した当時この旅館が、僕の住まう自治体の保養施設か何かだったのがキッカケだったと記憶している。それを思い出して調べてみたけれど、現在はそうではない。残念だな。そういえば初めて利用した頃は、名称が「さくらい旅館」だった気がする。

旅館そのものについては、上掲公式サイトを参照すれば最新情報がわかる。ここでは主に、僕の個人的主観にもとづいて印象や感想、出来事などを書いておこうと思う。

ぶっちゃけた話、何がすごいというわけでもないし、それ相応に施設などは年月の経過を感じられるごくありふれた観光地の旅館という印象だ。料理もサービスも特に驚くものはないし、不満もない。画像にあるとおり、客室もごく普通の旅館のそれだ。部屋の鍵はプラスチックの棒にぶら下がっている、ノスタルジー溢れるものだったりする。けれども、何となく過ごしやすいことつまり安心感があること、石段から近いことなどから、複数回利用することになっている。

なお、上掲した旅館公式サイトは、2015年4月現在とても僕好みのWEBサイトになっている。とても好感が持てる。確かここは、昭和天皇がいらしたとかそういったエピソードがあったかと思ったけれど、今はサイトに記載されていない。僕の勘違いかもしれない。

 

温泉に浸かり、旅の疲れ癒す

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「旅館さくらい」の浴室(2009年当時)。なお露天風呂はこの奥に。

 

まだ陽のある時間にチェックインしたので、暇といえば暇だ。部屋に用意されていた温泉まんぢうを頬張り、どんよりした天気の外の風景を眺める。確か夕刻時点で、既に雨は降っていた。早めに伊香保観光から撤退して正解だったのかもしれない。

夕食前に、軽く湯に浸かってくることにした。
僕は嫁の父上と、息子(当時保育園児)と3人で大浴場に。浴室は、画像のとおりこれといって特徴はないけれどシンプルで清潔感ある場所だった。また、まだ時間が早いからか、僕ら以外に入浴している客はおらず快適に利用できた。なお、息子は誰もいないのをいいことに浴槽で泳ぎ、洗い場で滑って遊んでいたのは内緒の話。

伊香保の温泉は、子宝の湯という。なので、僕ら男子には関係ない。といっても、熱すぎずちょうどいい浸かり心地だったと思う。僕は熱い風呂が苦手なので、これは助かる。

浴室の奥の扉から、露天風呂に出ることができる。雨がパラパラ降っていたけれど、気にせず行った。露天風呂は建物の上層にせり出していて、伊香保温泉外の南方面、その奥に山々を見渡すことができる。天気が生憎だったけれど、晴天ならさぞかしよい眺めなんだろうなと思う。

 

雨が一段落したので、夜の伊香保を歩く

この日は、夕暮れ以降天気が悪化した。日中は何とか曇ベースでもったけれど、僕らが旅館に入った直後あたりから雨。これじゃあ夜の伊香保を散歩できないじゃないか!と憤怒したものの、小康状態を見計らって結局出かけた。

なお、料理の画像を取り損ねた。なので、料理に関する記載はしないでおく。やっぱり食べ物は文字だけで説明しても、いまひとつピンとこないからね。そして、年数が経っているので記憶もあいまいだし。

夜ご飯を済ませたあと、雨が小康状態になった。ということで、僕は嫁と夜の伊香保を散歩することにした。といっても、旅館周辺にはこれといって遊ぶ場所はない。石段の方へ歩いていくことにした。

ところで旅館では、散歩をする客のために下駄を貸してくれる。そういえば浴衣のまま出歩いていたけど、アレはよかったのかな?まあ咎められないし何度もやっているので、問題ないのだろう。ともあれ、割と静かな温泉街を、下駄をカランコロンいわせながら歩くのはそれだけで風情がある。

旅館から石段へ向かう途中に、射的のお店がある。石段の途中にもあるけれど、旅館からならここがちょうどいい。近所にファミリーマートもあり、ちょっとおやつを調達ついでに射的をやっていく、というのが定番だ。銃身の先からコルク弾を装填して、数メートル先の標的を狙う。ごくありふれたスタイルの昔ながらの射的だけれども、気をつけておかないといつまでも遊んでしまうことになる。

雨の夜は、湿気を多く含んだ空気が心地よかった。温泉街なので、余所よりも湿気が多いのかもしれない。普段僕は湿気が好きではないけれど、この温泉独特の空気が、昼間の蒸し暑さから温度をちょうどよい具合に下げて心地よいものとなっていた。

今回は、天気も天気だしまたいつ雨が強くなるかわからない。なので、ちょっと出歩いただけにとどまった。けれど、夜の温泉街は独特の空気が流れていて、僕は好きだな。

 

深夜の停電騒ぎ

ほどなく散歩から戻った僕は、他に娯楽もないので何度か温泉に足を運んだ。ちょっと湯に浸かっては、脱衣所付近にあるマッサージ椅子に座って身体を冷ましつつリラックスするといったことを繰り返していた。

何度か目にそれをやっていたとき、突然周囲が真っ暗になった。停電したらしい。

そういえば、夜中にかけて雷雨となっていた天候コンディション。旅館の中にも、雷鳴が響いていたっけ。気にせず入浴していたら、この有様。本当、素っ裸じゃなくてよかった。程なくして復帰したけれど、何とも珍しい体験をした。

夜中ということで、見出しに”騒ぎ”と書いたほどの騒ぎにはならなかった。寝ている人も多かっただろうから、気づいていない人が多かったのではないかと思われる。まあ特に何かに影響があったとか、そういった事態にはならなかったのでよかった。

 

こうして、伊香保の夜は静かに更けていくのであった。雨と雷がうるさかったけれど・・・

 

 

 

 

 

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