グアム旅行記 第9話「南洋の空に懐かしさをおぼえる」

nanyou_no_sora僕の好きな南洋の空(「サイパン旅行記」より転用)

 

 

成田国際空港からボーイング757に乗って飛び立った僕ら。

海外に出るのはかなり久しぶりということもあり、飛行機が地上を離れてから昂ぶるものを感じていました。グングン遠ざかる地上の風景。それと入れ替わるようにして雲の大群の波。それをも超えて上昇していくと、やがて上も下も真っ青一色の風景へと突入していきます。
窓から下を見下ろすと、雲が段々になっていて、もちろん日常では絶対に目にすることのない景色が眼下に限りなく広がっていて、思わず僕は吸い込まれるような心地でひたすら見入っていました。

 

雲の上には天国か

離陸してしばらく経った後、機内サービスで頂いたコーヒーを口に含み、ようやく昂ぶっていた気分も少し治まりました。

それからすぐランチタイム。
機内食なんていうのも、これまた久しぶりなことです。
やはりひたすら外の風景を見ながら食べる僕。

ところで、僕は今年に入って母を亡くしました。
フライト中、小学1年生の息子が言うのです。
「雲の上なのに、バアバいないねぇ」
言われてみてハッとしました。

そう言えば子どもらには、そこいらでよくあるように、亡くなった人は雲の上に行くんだよ、というようなことを話したようなことを思い出しました。
そして、キッチリそれを覚えていた息子。ちょっと胸に来るものがありました。
「いや、もっともっと上の方にいるんだよ」
僕はそう返し、上方を見つめました。はるか彼方の宇宙を見つめるように。

もう完全に雲の層を越えているので、そこから上は濃い青一色で埋め尽くされていました。
そこにあるのは、太陽の光だけ。
そう、きっと我々生きている人間ごときにはたどり着けない、そんな高い、広い場所に母はいるんだよと思いました。

 

何故か非常にノスタルジーを感じさせる南洋の空。そして、到着

そんなわけで思わずセンチな気分になってしまいましたが、それでなくとも相変わらず引き込まれてしまうような景色です。

僕は前世か何かで飛行機乗りか何かだったのかと思うくらい、この南洋の空には何故か懐かしいものを感じるのです。フライトの途中からやけにそんな気分がするのです。初めて通過する空域だというのに。おかしな白桔梗です。

 

そんなこんなで浸ってばかりいたところで、早くもグアム国際空港到着のお知らせが。結構時間が経つのは早かったのです。

飛行機はみるみる高度を落とし、雲をくぐりやがて下の方には漣が肉眼で捉えられるほどまで、午後一番の眩しい陽の光を浴びて降りてきました。

もう間もなく、グアムへの到着です。
さて、僕たちに何が待っているのでしょうか。
ワクワクする前に、滞在許可証に記入をしなくてはなりません。

この辺りの入国に関するお話は、また次回。

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